「ばんぺいゆ」とは晩白柚と書き、熊本県八代市の特産品である柑橘類のフルーツです。
ザボンの一品種である晩白柚(ばんぺいゆ)は、ザボンの種類の中でも特に果実が巨大で皮が厚いのが特徴です。
大正9年に、当時台湾に勤務していた熊本県出身の植物植物学者によりマレ-半島から持ち込まれました。
その15年後の昭和10年に熊本県の果樹試験場へ持ち込まれた結果、熊本県八代市の風土に適していることが分かり、改良が行われて今の形になっているようです。
晩白柚(ばんぺいゆ)の味はグレープフルーツの様な味に、少し柚子やすだちの様な和風の柑橘系の香りもするようです。
身はサクサクプリプリとした歯ごたえのようです。
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皮の分厚さが凄い(笑)
晩白柚とみかん、これだけの大きさに差があります。
晩白柚の皮の剥き方・食べ方
晩白柚は皮が非常に分厚い果物です。
したがって、みかんの様に手で剥いて食べることは困難です。
ですから通常は晩白柚を食べるときは包丁で皮を剥きます。
皮が分厚いため、少し力が必要なため十分注意して包丁を扱ってくださいね。
手順としては、
(1)まず、果物の上部と下部を2cm程度切り落とします。
※下部も切り落とすことで、この後の作業が安定して楽になります。
(2)縦に8等分ほど中身を傷つけないように切込みを入れて後は手で剥きます。
晩白柚の皮は捨てないで!
晩白柚の皮は2~3日、陰干しをした後にお風呂に入れれば、とても良い香りのお風呂を楽しむことが出来ます。
また、皮の白い部分は、果汁と砂糖と一緒に煮詰めれば美味しく食べることも出来ますので、捨てるのはもったいないですよ。
photo by 銀座熊本館
photo by 氷川町商工会
photo by まぼろしの果物
photo by はなうさぎの写真日記
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