実はうどん伝来の地されている博多。
その博多で食べられている博多うどんは一般的なうどんとは少し違います。
麺の特徴
その最大の特徴はうどんの麺にあります。
通常、うどんの麺はコシがあるうどんが良いうどんという風潮がありますが、博多うどんは極めてうどんのコシがないです。
これはその昔、時間にシビアな商人たちのために、素早く提供できるように麺を茹で置きしていたためだと言われています。
また、原料である小麦も通常のうどんに使う小麦に比べてたんぱく質の少ない小麦を使うために、コシが出ずらいのもその理由の一つなんだとか。
つゆの特徴
うどんつゆには、サバ節、鰹節、アゴ(トビウオ)、昆布などを使ってだしを取って、薄口醤油で味を調えるため、色は透明です。
うどんは関西風、関東風で分けられることが多いですが、博多うどんは色も味も関西風に近いですが、関西風とは違ってアゴダシを使うことも多いので味は少し異なります。
具材の特徴
うどんに入れるトッピングは定番と言えば、きつね(油揚げ)やエビ天が一般的ですが、博多うどんの定番の具材といえば「ごぼ天」「丸天」です。
ごぼ天は一般的な練り物の中にゴボウが入っているものではなく、ゴボウを薄くスライスした物を揚げています。
丸天とは魚のすり身を丸く薄く延ばしたもを揚げたものです。
※上の写真の具材が丸天
博多うどんオススメのお店
老舗の名店「かろのうろん」
明治15年創業の博多最古のうどん店「かろのうろん」。
かろのうろんとは「角のうどん」というのが訛ったものだそうです。
こちらのうどんは、博多うどんにしてはコシが思ったよりもあります。
つゆはお酒を飲んだ翌日の胃に優しい味付けでした。
店内も昔ながらの凄く良い雰囲気でが、店内は写真撮影禁止です。
(外国人の方が写真を取ろうとしていて注意されてました。)
- 店名
- かろのうろん
- TEL
- 092-291-6465
- 住所
- 福岡県福岡市博多区上川端町2-1
- 営業時間
- 11:00~19:00
- 定休日
- 火曜
タモリさんオススメ「うどん平」
photo by tabelog.com
タモリさんが福岡に帰省した際は必ず立ち寄るというお店だそうです。
photo by tabelog.com
- 店名
- うどん平
- TEL
- 092-431-9703
- 住所
- 福岡県福岡市博多区博多駅前3-17-10
- 営業時間
- 11:30~19:00
- 定休日
- 日曜・祝日
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