ほうとう

ほうとう|山梨県のB級ご当地グルメ

山梨県の代表的郷土料理「ほうとう」は、一見うどんのように見えますが少し違います。

ほうとうは、うどんのように小麦粉を練ったものを棒で平たく伸ばし、包丁で切ったものです。
味付けは味噌風味で仕上げ、コシは求めず、もちもちとした食感が特徴です。
具は主に野菜を中心にしており、汁は小麦粉から出たでんぷんによってとろみがあります。

ほうとうの言葉の由来はいくつかの説がありますが、平安時代から穀物を粉にする
「ハタク」と呼ぶ事から「ホウトウ」に変わった語言説や、武田信玄の「自らの刀で具材を刻んだ」と信玄の伝家「宝刀」から生まれた同音説などがあります。

山梨は山間部であるために水の普及率が悪く、米の栽培が難しいため麦の栽培を積極的に行っていました。
その為にほうとうは山梨でよく食されるようになったようです。

「うまいもんだよカボチャのほうとう」とことわざにもあるほうとうは、栄養バランスも高く農林水産省による農山漁村の郷土料理百選の一つとして愛されています。

photo bywikipedia


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