太平燕

太平燕(タイピーエン)|熊本県のB級ご当地グルメ

熊本県のB級ご当地グルメである太平燕は中華料理を日本風にアレンジした中華料理の一種です。
読み方は太平燕(タイピーエン)と読みます。

太平燕はもともと中国の福建省福州市の郷土料理で、アヒルの卵とワンタンの皮を使ったスープ料理でした。
しかし日本ではアヒルの卵は手に入りづらいことから、鶏卵を揚げたものに変わり、ワンタンの皮が春雨に変わり、現在の熊本県で食べることの出来る太平燕の姿になりました。

太平燕の具材は春雨のほかに、野菜や豚肉、かまぼこ、椎茸、タケノコ、エビ、イカ等様々な具材が入ります。
そして卵は揚げ卵が入るのが一般的ですが、お店によっては煮卵やウズラの卵が入っていたりします。
また、スープは鶏ガラスープが一般的ではありますが、こちらもお店によってはトンコツだったりと千差万別あります。

熊本県のある地域では学校の給食にも出てくるほどポピュラーな食べ物ですが、その他の地域では存在すら知られていないことも多い、ご当地グルメです。

photo by tabelog.com


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