神奈川県小田原市と言えば、「かまぼこ」をはじめとした「練り物」の街として有名な地域です。
「おでん種」のメーカーとしても知られている13の会社がそれぞれ一品ずつ具材を作り、その13種類のおでんの種を一箱にまとめたのが「小田原おでん」です。
photo by GAZOO.com
小田原の蒲鉾店13社が各一品ずつおでん種を作り提供している。具体的には、「いわし団子」「ごぼうさつま」「野菜天」「小田原すじ」「たこ天」「地あじ雑魚ちくわ」「とと揚げ」「うずら卵浜のお月見」「えび天」「ゆず入りソフト鶏つみれ」「つみれ」「白はんぺん」「鯵といわしのふんわりだんご」である。その他にも小田原産の様々なおでん種がある。
引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/小田原おでん
一口サイズに作られた具材は、この小田原おでんのために作られています。
また、通常おでんにはカラシを付けて食べるのが一般的ですが、小田原おでんには小田原の名産品である梅を練りこんだ「うめみそ」を付けて食べます。
梅のサッパリとした風味と酸味で、あっさりといただけます。
小田原おでんは平成15年に地元の名産品を使った街おこしの一環として「小田原おでん会」が発足され開発されました。
13社が作る13種類の具材が揃ってはじめて完成する、まさに地元が一丸となった街おこしメニューです。
なお、13種類ある具材は季節によって内容が変わることもあるそうで、季節によって違った小田原おでんを楽しむことができるようです。
コメントを残す