埼玉県行田市で昔から食べられている行田フライ。
名前から揚げ物と思われがちですが、フライパンを使った「フライ焼き」がその名前の由来だと言われています。
その昔、足袋製造を中心とした家内制手工業が盛んだった時期に、女工さんのおやつとして作られるようになったのが始まりと言われています。
作り方は、小麦粉を水で溶いた生地をフライパンや鉄板に流し、桜エビやネギ、天かすや削り節などの、好きな具を散らして両面をしっかりと焼くだけ。
味付けはソースが一般的ですが、店舗によっては醤油が使われることもあります。
photo by 行田市ホームページ
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お好み焼きよりもふんわりやわらかいクレープのような生地が自慢の”フライ”。
昭和初期に働く女工さんに大ヒットした行田のおすすめグルメ。引用:行田市ホームページ
同じ行田市に「行田ゼリーフライ」というご当地名物がありますが、全くの別物なので注意が必要です。
行田市では市内で行田フライを食べることの出来る「行田フライマップ」を作成しており、市内にある数十軒のフライ専門店を記してあります。
地元ではおやつとして食べられているので、大抵1枚200~300円程度というお手軽価格です。
行田フライマップを片手に市内を食べ歩きしてみても楽しそうですね。
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